

皆様お健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
干支「庚寅」から、行き詰まりから変化・新たな芽の発生を感じました。デフレスパイラルに終止符を打ち、正常な経済活動が行なわれる年であることを願っております。
「地球温暖化防止」に関しては、昨年末のCOP15において完璧な合意とは申せませんが、京都議定書に続く次の一歩を踏み出せたものと思います。
包装・物流業界においても輸送のモーダルシフト、効率化など排出するCO2量の低減の方向へ、また、容器・包装の原材料においては化石由来原料から植物由来原料への転換など急激な変化をみせる時代です。その刺激策の一つが包装へのCO2排出量表示制度すなわち「カーボンフットプリント(CFP)」制度であろうと考えます。日本包装管理士会ではこのCFPマーク表示制度が産業界におけるCO2削減から、一般社会におけるCO2削減へと進む時期に適切な制度であると考え、実現を注視しております。
CFP試行事業においても昨年末第1号の表示許可商品が実現し、市場流通の環境は整いました。新春には身の回りにCFP共通マーク表示の商品拡大が期待されます。
この制度は包装材料やその使用工程での排出CO2量表示ではありませんが内容の分析・確認が可能となります。生活者全員に興味を持ってもらえる制度です。
日本包装管理士会では、会員の企業内活動による「3R」特にリデュースを第1に考える「3R」の推進を行なってきました。リデュース=軽量化の動きとともに、次のリユース拡大によるCO2排出量削減と、カーボンフットプリントマーク表示による生活者への情報提供が本年の変化と新芽であることを信じ、成長させるべく活動を続けていく所存であります。その第1歩として「暮らしの包装商品展2009」において、「環境に優しい包装商品」をテーマに多数の包装商品やカーボンフットプリント試行事業をご紹介しました。
会員が会の活動を通じて得る知識や意識の改革が在籍する企業において発揮され、結果として企業と社会に貢献しております。この実績を今年も引き続き伸ばしていくことをあらためて誓った新年です。
支部を中心とした活動の促進や会としての新しい方向性の模索など内部課題の検討も進め、IPPの活動を活発化することを目指しますので、どうか本年もよろしくお願いいたします。