西日本支部・JPI西日本支部・日本倉庫協会共催『ベジフルスタジアム見学会』開催報告
■開催日:2017年10月26日(木)
■見学先:ベジフルスタジアム(福岡市農林水産局中央卸売市場青果市場)<福岡市東区アイランドシティ>
■参加者:28名
■見学報告
日本包装技術協会西日本支部様、日本倉庫協会様との共催で、「ベジフルスタジアム見学会」を開催いたしました。
ベジフルスタジアムは、福岡市内3箇所に分散していた青果市場を、陸・海・空の交通アクセスが優れたエリアに集約して、効率化と流通量の拡大を図り、さらにはアジア市場への展開を視野に入れた戦略的な青果物流拠点として、2015年2月に開場しました。
敷地面積は約150,000㎡であり、稼動している市場としては国内最大になります。
ベジフルスタジアム・木原様、(株)福果物流・古澤取締役様より、施設概要を説明していただいた後に場内を見学しました。
入荷→荷卸し→保管管理→競り→仕分け(必要に応じて小分け・梱包)→出荷までの一連の流れを、施設の特長を交えて、大変わかりやすく説明していただきました。
農薬残存検査による食の安全・安心を担保、市場利用者視点に立った効率と安全を両立した搬送動線、適温管理、経済性(イニシャル、ランニングコスト)、環境負荷軽減、BCPなど、さまざまな取り組みを知ることができました。
競りは朝7時には終了しており、場内は閑散としていましたが、出荷待ちの青果が残っており、市場の雰囲気を感じることができました。
プログラム最後の質疑は活発に行われ、有意義な見学会となりました。